フェイバリ⊿10
20210411
「毎週お送りする意味ねー自己満ランキング発表です」
第1位前週(1)
設定温度 / 乃木坂46 (3rdAL 全員楽曲)
第2位前週(2)
僕のこと、知ってる？ /乃木坂46 （24th C/W いつのまにか、ここにいる Documentary of 乃木坂46 主題歌）
第3位前週（3)
サヨナラの意味 /乃木坂46 （16th選抜：C・橋本奈々未）
第4位前週(4)
日常 /乃木坂46 （22nd アンダーメンバー：C・北野日奈子）
第5位前週(5)
アナスターシャ /乃木坂46 （25thC/W 2期生楽曲）
第6位前週(6)
僕は僕を好きになる / 乃木坂46 (26th選抜：C・山下美月)
第7位前週(7)
命は美しい /乃木坂46 (11th選抜メンバー：C・西野七瀬)
第8位前週（8)
やさしさとは /乃木坂46 （7th選抜：C・橋本奈々未）
第9位前週(9)
Out of the blue / 乃木坂46 (26th C/W 4期生楽曲)
第10位前週(10）
ひと夏の長さより・・・ /乃木坂46 （18th選抜メンバー C・秋元真夏・松村沙友理）
今週のブログ
卒アルラジオサタデーの予感
意味ねーランキング「設定温度」V2
こんにちは。
おっけぃおっけぃです(・_・)
意味ねー自己満足ランキング。
今週もやってまいりました。
さて、毎週乃木坂ちゃんの話題を振り返っているこのフェイバリ10ですが、
暫くランキングの楽曲に触れないことが続いていますので、
そろそろちゃんと楽曲についても掘り下げてたまには記事にしていこうかなと思ってます。
先週に引き続き今週もよく聴いて首位になりました「設定温度」。
昨年の年間フェイバリでもランクインしたので、
それこそずっと聴き続けている名曲のひとつなのですが、
先週から改めてヘビロとなっているので、今回はこの楽曲を取り上げようと思います。
全員楽曲について
このフェイバリ10まで読まれるお客様は、言われなくてもおそらくご存知だと思いますが、
「設定温度」は3rdアルバム「生まれてから初めて見た夢」に収録されている楽曲で、
選抜やアンダー、ユニットといった固定メンバーの楽曲が殆どの乃木坂において、
「乃木坂の詩」や「世界中の隣人よ」などに並ぶ貴重な【全員楽曲】となっています。
「乃木坂の詩」はその名の通りグループの代表的な楽曲として初期に制作されていますし、
実際ライブの締めはこの曲で心をひとつにすることで乃木坂46への愛を改めて感じる楽曲です。
また、昨年リリースされた「世界中の隣人よ」は、
コロナ禍において乃木坂46というグループが出来る事としてOGメンバーも歌唱に名を連ね、
医療従事者への支援という位置づけで制作された特別な楽曲となります。
このようにそれぞれに全員楽曲には相応にその楽曲の意図が自然と受け止められるわけです。
設定温度について
意図が明確だった前述の楽曲たちに比べ、
この「設定温度」に関しては、特段タイアップといったものもなく、
アルバム発売当初を思い返しても大きな意味合いや意図を感じ取れたかと言えば、
正直乃木坂を応援してきてそれなりになるオイラでもそこまでくみ取るべきエピソードやメンバーの発言等を、
思い出すことが出来ないほどです。
何故2017年5月の3rdアルバムにこの楽曲が収録されることになったのか。
もし、どこかで例えば秋元康さんやメンバーからその主旨を話しているとすれば先に謝ります。
今のところ私自身のなかでは記憶にないのです。
つまりはそれくらい、発表された当時はこの楽曲の世界観を受け止めることが出来ず。
ただぼんやりと「なるほど、これが全員楽曲か」と思うにとどまってしまっていました。
ただ、3rdアルバム発表当時の2017年の全ツはもちろん、
その後もバスラ等節目でこの楽曲が「乃木坂の大切な一曲」として披露されてきたなかで、
それが単なる「全員楽曲だから」というステータスだけで存在する曲では無いという事を、
何度も何度も聴いてこの歌詞を咀嚼するうちに、
恥ずかしながら発売から暫く経って、ようやく鳥肌が立つくらいにこの楽曲に込められた深い人間関係の真理を改めて思い知ることになりました。
それを自分なりに解釈出来た時、
自分の中でのこの楽曲の存在のバズり具合といっちゃ半端無かったです。
自分なりの「設定温度」の解釈
ここまで書いておいて「じゃあどういう解釈が出来たのか」と問われるはずです。
ただ、この曲の歌詞は全編に置いて比喩です。
そのため受け取り方は人それぞれとなりますのでそこはご理解くださいね。
この楽曲における物語は「僕」と「君」で構成されているわけです。
詞を素直に受け止めれば「僕＝男（彼氏）」は「君＝女（彼女）」に対して、
男は暑がり、女は寒がりという一般論を背景に、
エアコンの設定温度を通して恋愛感情の温度差を表現しています。
ひとたび同じ家で暮らすなかで往々にして訪れる男女の体質的な差によるものと併せ、
僕の想いと君の想いの微妙な恋愛におけるすれ違いとその温度差を表現しています。
そのはざまに揺れる感情のなかで「僕」は1人で悶々としているのです。
設定温度を探りながら、お互いに歩み寄れる落としどころはどこなのか。
結局赤の他人同士が一つ屋根の下で暮らすことになった時、
それまでは「家族」として許容出来てきたものが、
これから他人同士が「家族」を生み出すために歩むべき避けては通れない道なのです。
と、ここまでくれば、何となく当たり前の話なのですが。
これを「男女」の物語と捉えずに、「メンバー同士」の物語と捉えた時に、
それまで感じていたこの楽曲への考え方は一変します。
この楽曲が発表された2017年は3期生が加入してその存在感を現してきた頃。
現にアルバム発売の数か月後リリースされた「逃げ水」でついに3期生がセンターを務めるのです。
移りゆく乃木坂46というグループの景色になぞらえ、
必然的に生まれる人と人の関係性。
永らく後輩メンバーという存在が無かった乃木坂にとって、
3期生が融合する過程において、メンバー同士でそれぞれに構築すべき関係の時間が必要でした。
転じて、出会いがあれば別れもあります。
卒業していく者たちは、それぞれに新たな価値観を求めて旅立ちます。
その想いのすれ違いは、こんなにいまも愛しているにも拘わらず、それが苛立ちにさえ及んでしまうのです。
でも、「僕」はそれを全て理解している。「無駄なこと」だと。
そしてこうした時間こそ、この「設定温度」の歌詞に込められた「愛」なのだと思うのです。
誰もが望む設定温度は
結論、この「設定温度」に正解は無いのです。
何故ならそれはこの暮らしそのものが「乃木坂46」だから。
そこに暮らすメンバーそれぞれは、
これからもこの「乃木坂46」という家族が存在する以上、
避けては通れない人と人の温度差なのです。
これを埋められる設定温度なんてありません。
むしろ、あったらそれはそれでつまらない。
だからこそ、メンバーそれぞれが汗をかいて日々を送りながら、まだ見ぬ遠い秋に想いを馳せるのです。
それが希望なのか、それとも苦しみなのかはさておいて。
この「暮らし」は決して順風満帆ではありません。
人と人が暮らしていくなかで、はじめからなんの衝突も無く過ごして行けることは無いでしょう。
ですが、その人生がしあわせだと言えることほど、
こんなに素晴らしいものは無いのです。
価値観が違う人たちが集い、
それぞれの想いをさらけ出しながらも、お互いがその設定温度を探しながら、
努力、感謝、笑顔を絶やさず坂をのぼる姿。
その姿にに胸を打たれ我々ファンは応援を送り、
その想いがメンバーそれぞれに優しさを育み、皆が口々にこう叫ぶのです。
「乃木坂46が大好きです」
これほどに愛に溢れた尊いグループに出会えたことが、
メンバーもファンも幸せなことなのだと思えるのです。
乃木坂46というグループにとって、その「愛」の原動力とはなにか、
そのヒントがこの「設定温度」に込められているのだと思います。
むしろ、そのメンバー同士の設定温度に影響を与えるものがあるとすれば
それは我々ファンなのかもしれません。
ということで、長々と書いてしまいましたが、
これからもこの楽曲を大切に歌い継いでもらいたいと切に願います。
今週のまなったん
先週日曜日、いよいよ卒アルラジオサンデーが放送開始しました。
1時間に短縮されはしましたが、
何気にニュース等が無い分、ちゃんとテーマやお悩みコーナー、
あみさんとのコントもあり、ぎゅっと凝縮されていたなぁと感じました。
ところで、先々週のモバメでのサンデーとサタデーの間違いについて
ラジオ内で発覚したにもかかわらず、
一昨日のインスタストーリーで再びまなっちゃんがやってくれました。
いや、これはね、つまりまなっちゃんは本気で
「卒アルラジオサタデー」を狙っているのではないかと
日曜だけじゃやだと、土曜日も放送したいと。
そう思ってしまいましたｗ
番組の告知で放送日を間違えるとか、
真面目に言えばあっちゃならないことなんだけど、
まなっちゃんらしくてこういう所が好きなんですよ。
つまり、まなっちゃんが今の自分に丁度心地いい設定温度なんだと思います。
のぎおびのヘドバンが可愛すぎた。。。
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