【制服研究】東京都内における服装自由高校の現状についての考察

LINEで送る
Bookmark this on Yahoo Bookmark
Pocket

先日yahoo知恵袋にて東京都の服装自由校における生徒さんの服装について質問をされた方がいらしゃいました。
質問に対して私が回答した記事に、知恵袋での回答では差し控えた部分も加筆修正し、制服研究記事としてこちらでも記載致します。

質問は、制服の無い学校なら私服で通学してもいいのに、制服を着ている人が多いことへの疑問と、制服を着るにしても生徒によって女子ならスカート、リボンやネクタイ、男子なら学ランやブレザー等、各々に自由でいいのでしょうかというものでした。

現時点で私の所有するデータに基づきお話させて頂きます。

——————————————————————————–

東京都内国公立・私立の高校および専門校の高等課程の総計 467校
このうち服装規定に関して以下のような統計が出ております。

・制服を義務化している学校
私立  87%
国公立 74%

・標準服・基準服を設けている学校
私立  12%
国公立 26%

・服装は完全自由な学校
私立  6%
国公立 11%

——————————————————————————–
≪考察≫

標準服等を定めている多くの学校では殆どの生徒さんが標準服を着用されているようです。式典や行事以外は自由であっても、毎日着る服に悩むくらいなら標準服を着ておけば良いのですから、おのずと標準服を着用する生徒さんが増える事も納得できます。

また、女子生徒にとってファッション的な意味合いでも標準服がチェック柄の今風の仕様であったり、セーラー服が伝統の学校などでは特に標準服を着用する傾向が高いです。一方でごく一般的な紺サージの標準服を採用している学校では、市販品のスクールファッションで通学する生徒さんが多数います。女子生徒らしい感覚が、自然と学校の校風を変えている一面でもあります。

他方、制服や標準服を義務付けていない学校というと、私服通学で良いのですが制服スタイルで通学する生徒が増えています。10年以上前ならばいわゆる私服姿が多かったのですが、ここ数年で大きく様変わりしました。

その要因としてファッションとしての制服スタイルの確立が挙げられます。昨今では多種多様なフリーの通学用アイテムが市販されており、スクールファッションに特化したブランドも存在するほどです。ですので同じ学校、同じような制服スタイルであってもスカートやリボン、ブレザーにしても各々が好みのデザインを選んで通学されています。

制服スタイルの確立は、機能的な面はもちろん、服装自由を謳う学校の意図する、「規律ある自由」という観点からも歓迎されるべき流れではあると思いますが、やはりその根幹はファッションに敏感な女子生徒のセンスの賜物。制服姿の方が可愛い、高校生だからこそ制服を着れる時間を大切にしたいという思いが今の流れを導き出したのかもしれませんね。

LINEで送る
Bookmark this on Yahoo Bookmark
Pocket

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

トラックバック URL

http://yunimate.jp/uniforms-research-and-discussion-of-the-current-state-of-dress-free-high-school-in-tokyo/trackback

PAGE TOP